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「太陽にほえろ」バックナンバーから5

ていくあいは、ご利用者様とスタッフ、そしてかかわってくださる皆様との笑いや涙の日々をつづる小さな新聞「太陽にほえろ」を発行しています。
バックナンバーからピックアップして今までの思いをお伝えします。

(「太陽にほえろ」号外から)
08まだ始まったばかりの伝説。これから語り継がれるこの1日。
世間ではソチオリンピックの女子フィギュアスケート浅田真央選手の会心の演技に沸いていた2月21日。
奈良の富雄でもお年寄りたちの紙芝居公演が笑いと涙で沸いた。
3度目となる、ていくあい劇場「花咲かじいさん」、昨年の経験を生かして少しグレードアップさせた今回の公演は、生きたポチの登場をはじめ、躍動感あふれる1時間になった。
良いおじいさんを一生懸命に応援する、悪いおじいさんには向かっていく、ポチが死んだら一緒に泣いて、花びらの舞と一緒に踊りだす。。。そんな子供たちの素直な反応がうれしかった。

少ない打ち合わせ時間でも立ち上がって協力してくださったバイオリニストとピアニストの音に酔いしれた。
遠方から来られたたくさんのゲストの方の笑顔にも励ましてもらった。
そしてなにより緊張するスタッフ、目の前の子ども達のためにと、ひと肌もふた肌も脱いで練習以上の演技を発揮して盛り上げてくださった利用者さんに涙が出た。
笑って泣いて、歌って踊って、あっという間の1時間。
紙芝居から飛び出てきたおじいさん、おばあさんの優しい心と一生懸命な姿は、子どもたちの心にも伝わるものがあったはずだと思う。
浅田真央選手の一生懸命な演技が全国を感動の渦に巻いたように、小さなデイサービスの紙芝居公演が、全国に感動を与える日が来ることも夢ではない。
そんな風に感じさせてくれた1日でした。

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